プレスリリース (2021年8月5日)
 
株式会社ML・セルインパクトとの業務提携について

当社は、最新の発酵技術肥料の技術を持つ株式会社ML・セルインパクト(熊本市中央区、以下「セルインパクト」といいます)と、セルインパクトの「ストロングシリーズ」 の販売を通じて農作物の収量増、品質向上、高付加価値化(機能性)を図って行くべく、本年7月29日に業務提携に関する覚書を締結しました。

セルインパクトは、最新の発酵技術肥料及びバイオスティミュラントによる植物ホルモンのコントロール技術と、国立大学との連携による豊富な科学的データに基づいた独自の生育コントロール技術の融合により、植物本来の能力を最大限に強化し、気候変動、高温障害、生理障害等によるストレスの大幅軽減並びに抵抗力の向上を通じ、農作物の品質改善、収量の大幅増に大きな貢献をしております。美味しくて奥深い旨味、更には高機能性成分・低硝酸態窒素等付加価値のある進化した農作物の生産には、セルインパクトの技術・製品が欠かせないものと言えます。

当社は、化学農薬、天敵・生物農薬、マルハナバチ、バイオスティミュラントの最適な組み合わせによる、化学農薬の抵抗性対策を含めた病害虫防除や農作物の品質向上を図るべく、作物に応じた総合的作物管理(ICM)を積極的に推進し、持続可能な農業生産の実現に貢献することを目指しております。

今回の両社の業務提携によるストロングシリーズの販売を契機に、当社のバイオスティミュラント、天敵・生物農薬等の品揃えとのシナジー効果も含め、より農業生産者に近い形での総合的作物管理の更なる進化、積極的な促進を図って行く所存であります。

今年度は、セルインパクトの技術支援の下、地域限定で試験的な販売を行い、セルインパクトの技術の習得に努める一方、来年度以降は本格的に当社販売組織を通じ全国展開を行い、3年以内に10億円の売上達成を目標としています。

今回の業務提携により、セルインパクトと当社は農作物の付加価値向上を以って、農業生産者、一般の消費者の方々に更に貢献する最新技術を高めて参ります。又、提携関係の推進強化を図る為、同社との資本提携も協議して行く事で合意しております。

 
以上


本件に関するお問合せ先】
アリスタ ライフサイエンス株式会社 営業本部
03-3547-4415
(アリスタライフサイエンスはUPLグループの一員です)



【株式会社ML・セルインパクトのご紹介】
 
セルインパクト社は、野菜本来の能力を最大限に引き出すシステムを研究・開発しています。
「自然の力をそのままに」という想いのもと、現代の日本農業が抱える食料自給率の低下、TPP締結による更なる農家の減少、後継者不足といった、様々な課題に立ち向かえるシステム構築を目指しています。

 

 
 
取締役会長 江上正倫

そのためには、世界規模の流通に引けを取らない「収量」、「品質」、「付加価値<機能性>」のある野菜作りが必要だと考え、研究を重ねた結果、私たちは独自の発酵技術により野菜の機能性成分を向上させることに成功しました。

セルインパクト社はこの技術の発信と、オランダ高生産性理論を組み込むことで、世界に唯一無二の野菜生産に貢献します。


■ストロングシリーズを使用したニンジンでの使用事例
 
※詳しくは今後作成するストロングシリーズ製品ページでご紹介します。