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ピーマン(パプリカ)の苗立枯病(なえたちがれびょう)
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【苗立枯病とは】
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野菜の苗立枯病には、リゾクトニア菌によるものと、ピシウム菌によるものがあります。
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ピーマンの苗立枯病は、リゾクトニア菌によるものです。
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生育初期の苗が、地際(じぎわ:地面と接するところ)からくびれ、その後倒れて枯死します。 |
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種子が病原菌に侵されている場合は、発芽せずに腐るか、地上に出る前に枯死します。 |
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根は、褐色や黒色に変色し枯死(腐敗)します。また、根の表面などに赤色の小粒が発生する場合があります。 |
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【発病状況】
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多湿、過度のかん水、排水不良、過度の窒素肥料施用などで発生しやすくなります。 |
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病原菌は、土壌中で植物残渣や土壌中の有機物を利用して越冬・長期間生存し、苗木の根に伝染します。 |
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土壌中に分解が不十分な有機物がある場合に繁殖しやすくなります。 |
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発病のしやすさは、品種間で差があります。 |
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【防除のポイント】
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鉢やプランターの消毒をします。 |
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土の消毒も重要です。「は種後2~3葉期」に「オーソサイド水和剤80」をジョウロ又は噴霧機で全面散布します。 |
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適切な施肥を行い、過度の窒素肥料施用は避けます。 |
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過度のかん水は避けます。 |
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圃場の排水をよくするように努めます。 |
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発病株の早期発見はとても重要で、発病した株を見つけたら速やかに撤去し適切に処分します。 |
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「発生(発病)状況」や「防除のポイント」など、このページでご紹介した情報は一例です。
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地域に「防除暦」などがある場合は優先的に参照して、注意点などをご確認ください。
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対象病害虫、回数、収穫使用前日数などについては、使用前に必ずラベルを確認してください。
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