【コナガとは】
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「コナガ」は、漢字で「小菜蛾」と書きます。菜にいる小さな蛾という意味です。
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卵から孵化した幼虫は小さく、先ず葉の中に潜入します(1齢幼虫)。大きくなると葉裏に寄生して食害します(2齢幼虫以降)。 |
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コナガ
の幼虫
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食害された葉は不規則に穴が開き、葉脈のみ残して加害します。 |
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幼虫はアオムシに似ていますが、比較すると大きさが小さく、老齢幼虫でも体長は1cmほどです。(蛹になる前のアオムシは体長が3~4cmになります) |
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またアオムシとは違い、幼虫に触ると俊敏にぴょんと跳ねて後ずさりします。たまに白い糸を吐きます。 |
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若齢のうちは綺麗な緑色をしていますが、成長するにつれて緑褐色になります。 |
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幼虫は体の両端がとがり気味の小さな青虫で、葉裏の葉脈に沿って1頭ずつ生息します。 |
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雨(散水)に弱く、容易に葉から落ちます。水溜りで溺死します。 |
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幼苗期に多発し、芯葉に潜り込むと、葉の生長を止めてしまうことや葉が巻かない被害がでます。 |
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成虫(蛾)は、背面にひし形(ダイヤ型)の模様があり、英語で「Diamondback
moth」と呼ばれています。 |
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コナガ
の成虫
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