[使用上の注意事項]
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本剤はアザミウマ類を捕食する天敵タイリクヒメハナカメムシの成虫を含有する製剤である。
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タイリクヒメハナカメムシ成虫の生存日数は短いので、入手後直ちに使用し、使いきること。
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容器内にタイリクヒメハナカメムシが偏在していることがあるので、使用の直前に均一になるよう容器を数回反転した後に、容器を振りながら作物上に放飼すること。
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放飼はできるだけ均一に行うことを原則とするが、アザミウマ類の発生にむらがある場合には、密度の高いところに重点的に放飼すること。
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アザミウマ類の密度が高くなってからの放飼は十分な効果が得られないことがあるので、アザミウマ類がまだ低密度で散見され始めたときに最初の放飼をすること。
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防除効果の発現が得られるよう、放飼を1回から数回行うこと。
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タイリクヒメハナカメムシ成虫は冬期の休眠性は少ないとされているが、厳冬期での捕食活動は低下するので、放飼は春期から初冬期までに行うことが望ましい。
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いちごで使用する場合、低温下ではタイリクヒメハナカメムシの活動に影響を及ぼすので温度管理に注意すること。
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タイリクヒメハナカメムシの活動に対して影響を及ぼす薬剤があるので、本剤の使用期間中に他剤を処理する場合は十分注意すること。
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本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
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