肥料について4:元肥と追肥って何?

元肥(もとひ、もとごえ)とは、作物を栽培する前に土壌に混ぜて施肥(せひ)し、初期生育の促進を目的とします。緩効性が高い牛糞(ぎゅうふん)やバーク堆肥などの有機質肥料と即効性が高い化学肥料を併せて施肥している方が多いかと思います。

追肥(ついひ、おいごえ)とは、栽培期間の途中(種まき・定植~収穫前まで)に何度かに分けて施肥し、生育に必要な栄養を補うことを目的とします。即効性の高い化学肥料、液肥、分解が速い鶏糞、バイオスティミュラント資材などが向いています。

 

元肥と追肥って何?

ちなみに、お礼肥(おれいひ、おれいごえ)とは、果実の収穫後や花を咲かせた後に施肥することで、樹勢の回復を目的とします。秋の収穫後の施肥は、寒肥(かんぴ、かんごえ)とも言われます。果樹が休眠する寒い時期(冬季)に施肥します。
 

【追肥のタイミング】
元肥の種類や量などにより追肥のタイミングは違ってきますが、元肥の吸収が終わりの時期にくると、葉の色が黄色っぽくなってきたり、葉の艶がなくなってきたり、葉脈の色が薄くなってきたり、実のつきが悪くなってきたり、成長がにぶくなってきたりなど、植物からの栄養不足のサインが現れれます。
しかし、病気や害虫が原因でそのような似たサインが出る場合もありますので、注意深く観察することが重要です。

家庭菜園の場合、毎日植物を十分に観察する時間や、栄養不足なのか病害虫からのサインなのかを見極めるのはなかなか難しいと思います。

そこで、「1番花の実がふくらみはじめた頃」や「1番果が収穫できた時期から」などに追肥をするなど、作物によっての追肥時期の認識が重要になります。

 
 
 
 
「発生(発病)状況」や「防除のポイント」など、このページでご紹介した情報は一例です。
地域に「防除暦」などがある場合は優先的に参照して、注意点などをご確認ください。
対象病害虫、回数、収穫使用前日数などについては、使用前に必ずラベルを確認してください。