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JGAP仕上げ茶認証に基づく 希少新品種 「サンルージュ」 について
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株式会社瀬川製茶 代表取締役
瀬川 竜次
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熊本県菊池郡大津町の茶生産者、瀬川です。弊社では、約4年前にJGAP仕上げ茶認証を取得しました。今回は、仕上げ茶原料の中でも
希少新品種 「サンルージュ」 を取り上げたいと思います。
サンルージュは、太陽の日差しをたっぷり浴びて育ち、新芽の様子が口紅を連想する事から名付けられ、2009年に品種登録されました。新芽が一番赤く染まる日数がかなり短い中で収穫しなければならず、日が経ちすぎると、硬葉化で緑色が濃くなってしまいます。
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上記写真で分かるように、隣接する一般品種ヤブキタ茶園と比較すると茶葉の違いがよくわかります。
ポリフェノールの一種である紫色色素成分 「アントシアニン」 を含む唯一の茶品種であり、緑茶として製造し、レモン・ライム・炭酸水等の酸を加えると、くすんだ緑色から美しい紅色へと水色が変化します。
アントシアニンの健康効果として、抗ストレス作用・抗酸化作用・眼精疲労軽減作用・血管弛緩作用などが認められています(エイジングケアが気になる女性にぴったり)。熊本県では弊社のみが栽培・生産しています。
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IPMの話になりますが、このサンルージュも一般茶園と同じように茶樹更新 (中刈り…低く切り下げる作業) を行います。そうする事で、クワシロカイガラムシ等の害虫対策にも繋がります、茶に関してはこれが一般的に取り上げられるIPMになると思います。しかし、私がIPMとして特に力を入れている作業は、茶園隙間から出てくるカズラ引きです。長い蔓を切るのではなく、根からとる地道な作業です。私で3代目になりますが、これは先代から引き継いできている作業、知恵や努力によるもの。除草剤は一切使用せず繰り返し作業する事で減っていき、不純物の無い茶園になっていきます。特に暑い夏に時間を見計らって行なう事が多いです。JGAPリスク管理に繋がりますが、その中で一番だと思うのは
「熱中症対策」 だと特に思います。温暖化の影響でしょうか、水分・塩分の確実な補給、早朝5時から短期集中で行う等の対策が必須だと思います。どうか皆様も来年夏の暑さ対策、お気を付けください。
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JGAP認証での省エネ対策の取り組みになります。
前頁の写真が弊社 製茶工場ですが、遮熱塗装を今年2月に行いました。合わせて、生産工程・環境管理の細かな見直しを図ることで、CO2排出量削減、省エネルギー化を目指します。
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節電、定期的な機械整備、車両や製茶機械の燃費消費を抑える等、生産コスト削減にもつながりますし、ここ最近気に掛けている取り組みでもあります。そして、JGAP自体を組んでいく事で分かってきましたが、JGAP取り組みがSDGsやBCPの基礎にも繋がってきているという事です。JGAPから全てが始まっている、そのように感じる事もあります。「日本茶サンルージュ」
生産の事もあります。PDCAサイクルの事もあります。これからも、JGAPを元に経営を取り組んでいこうと思います。
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毎年のことですが今年も地元小学校で、日本茶講座を行いました。なお上図は、各小学校の許可の元、掲載しています。JGAP認証の元、安全安心の日本茶を生産していく事はもちろんですが、その日本茶の普及活動も、将来を見据えて必要な事だと考えています。
ちなみに弊社で生産しているのは(玉緑茶)です。読めますか?(たまりょくちゃ)です。
煎茶は形がまっすぐ伸びています (別名: のび茶)。玉緑茶は形が丸く曲がっています (別名: ぐり茶)。JGAP認証の玉緑茶の普及、これからも頑張ります。
*編集部注・・・ぐり茶は、煎茶のように茶葉の形をまっすぐに整える「精揉(せいじゅう)」という工程がなく、「再乾(さいかん)」を行うことでやや丸い形に仕上がります。苦味や渋みを抑えつつ、茶の成分が出やすくなるというメリットがあります
令和3年10月に事業承継を実施しました。事業承継をした理由として、すでに私も、同業界での経験・知識を有していたこと、かつ早い時期に事業承継を行うことで、時代の流れに対応していけるような経営体制を確立するためです。代表取締役を窓口とし率先したJGAP・SDGsを中心とした食品安全・労働安全・環境保全を中心とした生産体制の確立による経営体制のさらなる強化を図りました。
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瀬川製茶の皆さま 左から2番目が筆者の瀬川 竜次様
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最後に、この商品 [日本茶サンルージュ] は、自社農園で茶葉を栽培し、自社製茶工場で加工を行い、生産した商品です。
JGAPを元に、お客様にお届けするまでの一貫生産管理体制を行っています。この商品も、当然 「玉緑茶」 として生産しています。
機会あれば、是非レモン汁 (酸性溶液) 等をご用意いただき、水色の変化や味を試してみてはいかがでしょうか? |
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※2023年12月15日現在の情報です。製品に関する最新情報は「製品ページ」でご確認ください。
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