この方法を用い、3件の調査を行ったところ全てにおいて、同等な結果が見られました。
これは同様に根の少ない 「たまねぎ」の調査においても使用する事が出来、また同様な結果となっております。この手法は他の作物での効果、ひいては数値化する事が難しいバイオスティミュラントの効果を示す際にも転用できるものと考えております。
今回の試験結果から、バイオスティミュラントの「植物本来のポテンシャルを十分に引き出す」という定義を十二分に証明でき、また甜菜の課題であった春先の低温という気象条件下での平均的な苗づくりが出来るという事を実証できたと考えます。
作物しいては植物も生物です。生物として捉えるとき動物・植物の違いはありますが、それぞれの生長ステージにおける生理活性は似通ったものがあります。多種多様に増えてきているバイオスティミュラント資材が作物の生長ステージにおいて、どう効果を示すかを理学的に実証し皆様に伝えていく事が我々メーカーの責務と考えております。