スペイン オポルタイムスより
2020年の世界のトマト輸出国のトップ10ランキングは?
メキシコ、オランダ、スペインが2020年の世界のトマトの輸出国のトップ3です。
(訳者注: マルハナバチも天敵昆虫もこの三国での使用が大きい)
メキシコの輸出額は、2700億円、オランダ 2000億円、スペインが 1100億円です。メキシコ産のトマトはそのほとんどを米国に出荷し、オランダ産トマトは主にドイツと英国に、スペイン産はドイツ、英国の2か国とフランスに輸出されています。
(訳者註: これが米国でのハウス栽培の野菜生産が少ない理由です。オランダの野菜は、以前から前出の2か国に販売されています。)
4位以下、モロッコ 800億円(安値でスペインの競争相手)、カナダ 500億円、フランス 450億円、ベルギー
360億円、米国 350億円、トルコ 320億円、中国 300億円 と続きます。
2000年から2018年にかけて、世界の食料輸出金額は38兆円から148兆円へと、3.5倍増加しています。FAOによれば、そのうち23%が果物と野菜が占めているとのこと。
(訳者註: 日本のトマト輸出はほとんどなく、イチゴの輸出額が20億円程度。青果物全体で250億円程度(平成29年))