半促成栽培果菜類で、スワルスキーが利用されている地域もありますが、スワルスキーは気温が低いと定着が悪いため、暖かくなってくる3月下旬まで待ってから放飼している方が多いと思います。
半促成栽培果菜類では通常6月下旬頃までが収穫時期となるため、スワルスキーが活躍できる期間が実質3ヶ月程度となります。
3ヶ月間アザミウマ類とコナジラミ類を抑えてくれれば十分だと考える方も多くいらっしゃいますが、3ヶ月だとスワルスキーを利用する期間が短く感じ、利用を控えている方もいらっしゃるようです。
このような状況の中、2015年5月にリモニカが登録取得しました。
リモニカはスワルスキーと比較してやや低温でも定着がよく、低温時のアザミウマの捕食量もスワルスキーより多いこと(図1.有意差あり)がわかっています。