バイオンテックの親会社は化学農薬を扱っている光華化學股份有限公司という1965年設立の会社で、殺虫剤、除草剤を扱っています。生物農薬も扱わなくてはというオーナーの方針で当社(英文社名で、Bion
Tech Inc.,(バイオンテック インク))が創立されたそうです。
製品は、バチスター水和剤の成分であるバチルス ズブチリスを中心とする微生物殺菌剤で、台湾国内、中国、アジア方面を中心に販売されています。
最近バチスターをベトナムのキャベツで試験したところネコブ病に効果がみられたということです。
同社は他に、ユニークな微生物剤を保持しています。
たとえば、ストレプトミセス・カンディドゥス(Streptomyces candidus)
という放糸菌の製剤はマンゴーなどの熱帯の果実の疫病(Phytophthora)やピシウム菌に効果があるということで台湾で登録があります。
生物農薬の製剤のため、大型のスプレイドライ装置を保持し、また近年は研究室において微生物殺虫剤の開発も進んでいるようです。
バチスター水和剤は登録も今月拡大となり、使いやすくなりました。
トマト及びミニトマトでのダクト内投入ができるようになったので、ぜひトライしてください。
10a当たり、1日製剤を温風ダクトへ15g。灰色かび病に高い効果があります。
毎日投入してお使いください。
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