千葉県佐倉市に本社を置き、茨城県土浦市に支店を配する岩渕農薬株式会社は、昭和52年に母体でありました岩渕薬品より分離独立されて以来、千葉、茨城を中心に農業に欠くことのできない農薬の流通に寄与されております。
今回は、取締役常務 鈴木様にお話を伺いました。
始まりはマルハナバチ
アリスタ(当時、トーメン)との直接のつきあいは、マルハナバチ(商品名:ナチュポール)の販売が最初になります。
千葉県長生郡一宮町のトマト農家にマルハナバチの有用性を理解して頂くため、JAのトマト部会への講習会の開催、交配の状況やマルハナバチの状態を確認するための導入農家訪問など積極的に行っておりました。
天敵昆虫・微生物農薬
茨城県では生産量日本一を誇るピーマンで、千葉県ではイチゴ、ナス、キュウリに天敵昆虫や微生物農薬の普及が進んでおります。
千葉県は天敵昆虫販売当初、天敵昆虫の利用に苦戦した経験から普及が伸び悩んでいましたが、県機関の指導もあり年々天敵昆虫の普及面積が拡大しています。
今後も弊社は、地域に密着し安全・安心な農産物の生産に寄与すべく努めていきたいと考えています。
最後にアリスタへの要望ですが、弊社の営業が現場での力を付けることのできるよう、一緒に現場を巡回する機会をより作って頂くことを要望いたします。
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