九州全域に16営業所を配し、熊本県熊本市に本社が所在するグリーンテック株式会社は、昭和47年に創業された大商を前身とし、平成4年から段階的に同業7社と経営統合され、日本の食糧基地と称される九州において安全な農産物の増産、持続的農業の発展の向け、農業生産資材の総合卸として九州の農業に寄与されています。
今回は、生駒専務にお話を伺いました。
マルハナバチ
アリスタ（当時、トーメン）と弊社との直接のつきあいは、グリーンテック株式会社に社名変更された時期に丁度重なり、マルハナバチ（商品名：
ナチューポール）の販売が最初になります。
販売開始時は、トマトの交配はホルモン剤処理が主流であり、トマト農家にマルハナバチの有効性を理解して頂くために、JAにおける農家向け講習会の実施、導入農家を一軒一軒訪問し、ハチが活発に飛んでいるか、交配状況はどうかなど確認の日々でした。
天敵昆虫・微生物農薬
九州北部では、いちご、きゅうりに多くの天敵昆虫が使用され、一方九州南部では、ピーマン、きゅうり、なすで天敵昆虫、微生物農薬の普及が進んでいます。
特に宮崎県では、微生物農薬を主体にIPM体系が県機関の指導の下、進められており、年々普及面積が拡大しています。
今後も弊社は、地域に密着し、安全・安心な農産物の生産に寄与すべく普及推進に努めていきたいと考えています。
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