香川県は、花きの栽培が盛んです。
特に菊(以下、キク)は、電照菊の歴史とともに有名な小豆島をはじめとして、丸亀市、観音寺市、東かがわ市等で、高齢化により減少傾向にはあるものの、100ha
ほど栽培されています。
現在、ハウス栽培のキクにおいて、土壌改良材 『トリコデソイル』 の栽培圃場試験を実施しておりますので、試験経過リポートを紹介させていただきます。
■試験先の概要
キク栽培ハウスは 15aで、直挿し栽培。今作の主要品種は「岩の白扇」です。
圃場は、バスアミドでの土壌消毒を毎年実施していますが、立枯病が大きな問題となっています。
今回、トリコデソイルの試験使用で最も期待する事は「立枯病の発生を軽減出来る土壌の改良」です。
4 月 20 日に直挿しをし、その 10 日後の 4 月 30 日にトリコデソイルを
1,000 倍希釈(トリコデソイル 200gを200ℓの水で希釈)し、灌水チューブを利用して
15a に処理しました。
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