(以下の文章は清水教授の論文を基に清水先生の許可の下、編集部にて要約したものです。)
世界で製剤化されている昆虫病原性糸状菌のなかで、もっとも利用されているのがボーベリア・バシアーナ菌(ボタニガードの主成分)の58例とメタリジウム・アニソプリエ菌(パイレーツの主成分)のこれも58例です。
この2種類が利用度合いとしては飛びぬけています。
この理由としてメタリジウムやボーベリアの殺虫力、殺虫スピードが優れているのが理由と考えられます。
ミナミキイロアザミウマに対する各種糸状菌の病原力 (接種菌濃度10x 107
/ml)