神奈川県農業技術センター根府川分室の真壁研究員により、スワルスキーカブリダニはミカンや各種柑橘類に発生するミカンハダニを捕食するということが明らかにされました。同分室のハウスミカンのミカンハダニに対する防除試験では、10年生の温州みかんを用いました。大体この程度の木には10,000枚程度の葉があるのですが、既に100葉当たり40匹程度のミカンハダニが発生していました。
ここにスワルスキーを1樹当たり250匹を2週連続放飼したところ、3週間後には100葉当たり8匹程度に減少させることができました。昨年実施した各試験研究機関における委託試験結果をまとめると表3のようになります。現在農薬登録に向けて作業を進めているところです。
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