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1999年9月1日よりアリスタ ライフサイエンスからバイオキーパー水和剤の販売が開始されます。上の日付けをみると1999年9月9日からの発売のほうがゲンがいいようにおもうえますがそれは後の祭り。 長閑な話しはそれとして、バイオキーパー水和剤は株式会社セントラル硝子が開発したまったく新しいタイプの植物病原菌に対する防除剤です。 病原菌であるエルビニア・カロトボーラとおなじ性質をもちながら植物に対する病原性が欠落している菌株を同社は選別し、このグラム陰性菌を増殖、かつ製剤化に成功したものです。 これまでエルビニア菌に対しては銅剤、あるいは抵抗物質であるストレプトマイシンか化学抗菌剤であるキノロンタイプのものしか、この伝播の早い植物の伝染病に人類は対抗策をもっていなかったのです。ですからこの発明はノーベル賞ものではないかという声もなきにしもあらずですが、農業技術関係のノーベル賞は設定されておらず、ノーベルもいささか公平を欠いていたような評価さえあります。 アリスタ ライフサイエンスより1年前に日産化学工業株式会社が本製品を発売しておりアリスタ ライフサイエンスはいわば2番手ですが、5袋いりのパッケージを特別に作り、需要に応じるというきめ細かい対応により、マーケットの拡大をはかりたいと考えております。 登録内容な以下の通りです。 現在、キャベツ、たまねぎに適用拡大申請中で、さらに今後レタス、ねぎ等にも作物の拡大が計画されています。
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