アフィパール
アフィバンク
天敵殺虫剤
アフィパール
アフィパール アフィパールで
できたマミー
(製品はマミー)
アフィパールでできたマミー
(コレマンアブラバチ剤)
有効成分:
コレマンアブラバチ羽化成虫
500頭/ポリエチレン瓶
性状:
類白色細粒
包装: 100mlポリ瓶
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[特 長]

天敵生物であり、環境に対する影響、各種残留問題、人畜に対する毒性の心配がありません。
ワタアブラムシ、モモアカアブラムシを成虫が探索して産卵・寄生します。アブラムシ類の発生初期に使用することで、長期間、経済的に密度を抑制します。
天敵生物なので、感受性低下の心配はありません。むしろ薬剤抵抗性のある害虫も高い寄生力で防除します。
放飼が簡単で、労力の軽減がはかれます。
JAS法に適合し、農薬散布回数にカウントされませんので、有機栽培・特別栽培農産物でも使用可能です。
アフィパールの餌源となって、増殖を促すことのできるアフィバンクとの併用をおすすめします。
   
コレマンアブラバチについて
大きさ
雌雄成虫2.0mm前後
活動可能温度
5~30度
酷暑、厳寒期はさけてください。
適温
15~25度
産卵限界温度
発育零点
5度
卵で4度
寄主範囲
日本国内28種のアブラムシに寄生することが知られていますが、
ワタアブラムシ、モモアカアブラムシに高い選好性を示します。
生涯産卵数
雌1頭当り300卵(20度)~390卵(25度)


[適用害虫と使用方法]

作物名 適用
病害虫名
使用量 使用時期 本剤の
使用回数
使用方法 コレマンアブラバチを含む農薬の総使用回数
野菜類
(施設栽培)
アブラムシ類 1〜2瓶/10a
(約500〜1000頭
/10a)
発生初期 放飼


[放飼方法]

施設内で本剤を開栓し横向きに静置します。内容物のマミー(蛹)から、コレマンアブラバチが羽化して飛翔します。内容物を地表にばらまくと、アリがマミーを持って行くことがありますので、さけてください。



[効果発現のしくみ]
アフィパールの効果のしくみ


[使用上の注意事項]

本剤はアブラムシ類に寄生する天敵コレマンアブラバチの寄生蛹(マミー)を含有する製剤である。
コレマンアブラバチの生存日数は短いので、入手後直ちに使用し、使いきること。
コレマンアブラバチの放飼は、施設内で容器を開封し、所定の割合でアブラムシ類の発生した株の株元の地表面に1週間継続して容器を静置する。
アブラムシ類の生息密度が高まってからの放飼は十分な効果が得られないことや、容器内の寄生蛹がすべて成虫になるまで数日間かかるため、アブラムシ類がまだ低密度で散見され始めたときに最初の放飼をすること。
天敵としてコレマンアブラバチが有効な密度を保つため、アブラムシ類の発生初期より1〜2週間間隔で圃場全面に放飼することが望ましい。
ジャガイモヒゲナガアブラムシ等の大型アブラムシに対して効果が得られないので、当該アブラムシの防除を目的とした使用はさけること。
コレマンアブラバチの活動に影響を及ぼすおそれがあるので、本剤の放飼前後の薬剤散布はさけること。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
   
 

農林水産省登録 第19931号