ギフパール
ギフバンク
天敵殺虫剤
ギフパール
ギフパール ギフアブラバチ
ギフパールのギフアブラバチ
(ギフアブラバチ剤)
有効成分:
ギフアブラバチ羽化成虫
250頭/ポリエチレン瓶
性状:
類白色粒
包装: 100mlポリ瓶
  「有機JAS」適合証明書はこちら



 

[特 長]
天敵生物であり、環境に対する影響、各種残留問題、人畜に対する毒性の心配がありません。
ジャガイモヒゲナガアブラムシ、モモアカアブラムシを成虫が探索して産卵・寄生します。アブラムシ類の発生初期に使用することで、長期間、経済的に密度を抑制します。
天敵生物なので、感受性低下の心配はありません。
放飼が簡単で、労力の軽減がはかれます。
JAS法に適合し、農薬散布回数にカウントされませんので、有機栽培・減農薬栽培等でも使用可能です。
ギフパールの餌源となって、増殖を促すことのできるギフバンクとの併用をおすすめします。



[適用病害虫と使用方法]
作物名 適用
病害虫名
使用量 使用
時期
本剤の
使用回数
使用
方法
ギフアブラバチを含む農薬の総使用回数
ピーマン
(施設栽培)
アブラムシ類 1〜2瓶/10a
(約250〜500頭)
発生
初期
放飼
とうがらし類
(施設栽培)
なす
(施設栽培)



[上手な使い方]
アブラムシの発生初期に使用。多発生時は天敵に影響の少ない農薬でアブラムシを減らしてから放飼します。
ボトルを開栓して静置します。紙コップなどにマミーを小分けし、何ヶ所かに設置するのも効果的です。
アリがマミーを持ち去ることがありますので、地面にはばらまかないでください。
直射日光は厳禁です。


[効果発現のしくみ]
ギフパールの効果のしくみ



[使用上の注意事項]

本剤はアブラムシ類に寄生する天敵ギフアブラバチの寄生蛹(マミー)を含有する製剤である。
ギフアブラバチの生存日数は短いので、入手後直ちに使用し、使いきること。
ギフアブラバチの放飼は、施設内で容器を開封し、所定の割合でアブラムシ類の発生した株の株元の地表面に1週間継続して容器を静置する。
アブラムシ類の生息密度が高まってからの放飼は十分な効果が得られないことや、容器内の寄生蛹がすべて成虫になるまで数日間かかるため、アブラムシ類がまだ低密度で散見され始めたときに最初の放飼をすること。
天敵としてギフアブラバチが有効な密度を保つため、アブラムシ類の発生初期より1〜2週間間隔で圃場全面に放飼することが望ましい。
ワタアブラムシに対して効果が得られないので、当該アブラムシの防除を目的とした使用はさけること。
ギフアブラバチの活動に影響を及ぼすおそれがあるので、本剤の放飼前後の薬剤散布はさけること。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。




「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業「ギフアブラバチの大量増殖技術と生物農薬としての利用技術の開発(25053C)」(平成25~27年度)事業成果
 ⇒農研機構  ギフアブラバチ利用技術マニュアル
 ⇒農研機構  アブラムシ対策用「バンカー法」技術マニュアル





豆知識-ギフアブラバチと岐阜の関係-

ギフアブラバチの和名は、学名のAphidius gifuensis(アフィディウス ギフエンシス)に由来します。この学名は1906年にアメリカの昆虫分類学者Wiliam Ashmeadによって命名されました。Ashmeadの記録によれば、新種記載に使用した標本の採集地は「Gifu」、採集者は「Y. Nawa」と書かれています。そのため、Ashmeadは採集地の「Gifu」から種名のgifuensisを命名したと想像されます。一方の採集者の「Y. Nawa」ですが、これは明治~大正時代の岐阜県出身の昆虫学研究者「名和 靖」と思われます。当時の日本はまだ昆虫分類学の知識に乏しかったため、名和は地元で採集した様々な昆虫の分類をAshmeadに依頼したと推測され、その中にギフアブラバチもあったようです。名和は私費を投じて検収所な博物館を作るかたわら、害虫防除の啓蒙活動にも尽力しました。博物館は現在も岐阜市内で運営されています。(農研機構『ギフアブラバチ利用技術マニュアル』より)
名和昆虫博物館へのリンクはこちら



農林水産省登録  第23771号